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富とジェリー

富を得たジェリーは変わってしまった。

ドラマ『シャーロック』に今後登場しそうな悪役たち ※追記アリ

『シャーロック』はイギリスBBCで制作され、日本でも大人気を博している推理ドラマです。

かの有名なコナン・ドイルシャーロック・ホームズシリーズを原作とし、舞台を現代に移すことで、設定・ストーリー共に大幅なアレンジが加えられています。

世界一の探偵シャーロック・ホームズとその助手ジョン・ワトソンをはじめとし、多くのキャラクターが原作から輸入されている本作ですが、来年放送予定のシーズン4では、トビー・ジョーンズが新たな悪役を演じることが決定しています。

恐らくオリジナルキャラクターではない彼の役が原作の誰にあたるのか、今の段階で確定的なことはいえません。※追記にて判明

そこで、今まで登場した悪役たちと、今後登場する可能性の高い悪役たちを、原作『シャーロック・ホームズ』と照らし合わせて整理してみましたので、参考にして頂ければと思います。

『シャーロック』と『シャーロック・ホームズ』のどちらも知らないという方にも、100年前の作品にここまで活き活きとしたヴィランたちがいたということを、知識として楽しんでもらえれば嬉しいです。

ホームズの敵といえばモリアーティ教授の知名度が突出していますが、実は彼以外にもなかなか濃い面々が揃っているのです。

 

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※ここから先はドラマ『シャーロック』及び原作のネタバレをほんの少し含みます。

 

1.すでに登場した原作の悪役たち

ジェームズ・モリアーティ

登場作品:『最後の事件』など

通称・モリアーティ教授

言わずと知れたシャーロック・ホームズの宿敵。

ホームズの兄マイクロフトを除き、作中で唯一ホームズの知性に匹敵すると明言された人物です。

表向きは優秀な数学者ですが、裏で糸を引き、直接手を下さずにイギリス中の犯罪を操っているとされています。

組織犯罪の性質の体現者である彼は、「黒幕」の代名詞でもあり、『007』のエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドと並んで、現代に至るまでの「陰に潜む悪役」たちに多大な影響を与えている存在だといえます。

しかし、事実上のライバルでありながら直接的な活躍は少なく、ホームズとの接点が描かれるのはわずか三作品のみ、言及を含めても六作品にしか登場していません。

ドラマ『シャーロック』では、「コンサルタント探偵」を自称するシャーロックと対を成すコンサルタント犯罪者」として暗躍し、その類まれなる機知と頭脳でシャーロックを翻弄し続けます。

余談ですが『シャーロック』が現代版『シャーロック・ホームズ』であり、キャラクターの年齢も若めになると知った時、モリアーティ役は画一的なイケメンがやるんだろうな、と思いこんでいたのですが、実際はそんなことなかったのがなぜかすごく好印象で、このシリーズを好きになったきっかけだったりします。

 

アイリーン・アドラー

登場作品:『ボヘミアの醜聞

こちらも「ホームズに唯一勝った女性」「ホームズを唯一惑わせた女性」などとして有名です。

原作では一枚の写真を巡ってボヘミア王室とホームズを相手どり、華麗に勝利を収めました。

淡泊かつ女性嫌いなホームズが、恋とも尊敬ともとれる感情を露わにしたのは彼女に対してだけで、その特性から二次創作においても特別なポジションを与えられやすいです。

『シャーロック』では「醜聞=スキャンダル」のアレンジが極端に現代的になっており、SMの女王として王室の弱みを握ります。

 

セバスチャン・モラン

登場作品:『空き家の冒険』

通称・モラン大佐

「ロンドンで二番目に危険な男」と称される、モリアーティの有能な忠臣で、狙撃とカードゲームの達人。

特に狙撃の腕前については、描写をそのまま解釈するなら漫画的な域の精度に達しており、個人の戦力としては恐らく作中最強クラスでしょう。

そのせいか、二次創作ではモリアーティの側近兼スナイパーを務めることがあり、『シャーロック』ではテロリストのような立ち位置で登場します。

 

チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン(マグヌッセン)

登場作品:『犯人は二人』

通称・恐喝王ミルヴァートン、毒蛇紳士、ザ・マスター・ブラックメイラー。

僕が一番好きなホームズの悪役です。

他人の弱みを大量に握り、高度な情報戦術で手も足も出させない「たかり屋」で、ホームズを強硬手段に追い込んだ数少ない犯罪者でもあります。

能力よりも人格の絶妙な不快さが強く押し出されているキャラですが、『バスカヴィル家の犬』の犯人と並び、作中ではモリアーティよりもホームズを苦戦させています。

当初「『シャーロック』に彼は出ない」とインタビューで言われていましたが、結局、登場しました。

外国人設定となることで苗字がマグヌッセンになり、さらに超記憶能力を有しているなどの変更が加えられましたが、根っこのいやらしさは変わっていません。

 

2.今後登場が予想される原作の悪役たち

アデルバート・グルーナー

登場作品:『高名な依頼人』

通称・グルーナー男爵

女性をたぶらかして暴行し、その記録をつけることを趣味とするマジキチDV男。

騙されている間の女性たちは彼のことを心底愛し、信じぬくのでめちゃくちゃタチが悪い

話が作りやすいので、たぶん『シャーロック』にも登場する気がします。

ちなみに潜入捜査で彼と渡り合うため、ワトソンは中国陶器や日本の歴史について、短期間で専門家レベルの受け答えができる知識を身に着けています。

あんたも十分超人だ。

 

ジョン・クレイ

登場作品:『赤毛連盟』

出ましたっけ?

出てないですよね?

有名な『赤毛連盟』事件の黒幕であり、モリアーティが登場しなければ「計画犯」の代表となっていたであろう男です。

原作の熱狂的なファン(=シャーロキアン)の間では、彼の背後にもモリアーティ教授の存在があったと考えられており、『シャーロック』でもその説が使われるとしたら、彼のかませ犬のような役割で登場を果たすかもしれません。

 

グリムズビー・ロイロット

登場作品:『まだらの紐』

通称・ロイロット博士

粗暴な性格の医師で、ドイル自身がオールタイム・ベストに選んだ『まだらの紐』自体が有名であることや、火かき棒を折り曲げるシーンのインパクトなどから比較的知られています。

現代版『まだらの紐』が制作されることになれば、間違いなく姿を現すでしょう。

 

カルヴァートン・スミス

登場作品:『瀕死の探偵』

彼もまたロイロットと同じく医学関係者ですが、より専門知識を活かしている点、ホームズ自身をターゲットとしている点が特徴です。

シリーズでもユニークな構成となっている『瀕死の探偵』が『シャーロック』のモチーフとして採用される可能性は十分に考えられ、また、そうでなくても今後バイオテロを題材とするストーリーがあれば、ぴったりのキャラクターとして登場すると思います。

 

ジェームズ・モリアーティ

原作のモリアーティには同じ名前の兄弟がいると考えられており、その点に目が付けられれば『シャーロック』では重要な要素として取り上げられるかもしれません。

 

※追記:どうやらトビー・ジョーンズが演じるのはカルヴァートン・スミスで確定のようです。情報の確認が遅れてしまい申し訳ありません。

画像引用元・権利者:BBC

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